事業内容

Business
Description

既存建物の調査診断・設計・工事監理を総合的に行い、建物のライフサイクルを設計する改修設計事務所
業務内容

人生100年時代を迎えた現在において、今の住まいの資産価値を維持しながら長く快適に暮らし続けるために、定期的な修繕が必要という意識が一般の方にも広がっています。しかし、修繕に適切な時期はいつなのか、どこを修繕すべきか、工事金額は適切なのか、建築の知見のない一般の居住者だけでは判断に苦慮することが少なくありません。私たちは、マンションなど集合住宅における大規模修繕工事のコンサルタントを専門に、お客様の資産である建物を、適正なコストで長期に渡って有効に活用するための調査診断・設計・工事監理を総合的に行う設計事務所です。

  • マンション向け
  • ビルオーナー様向け

大規模修繕工事
コンサルタント業務

1次

調査診断・予算書作成業務

マンション共用部分の目視・打診・触診の調査や物性試験を行い建物の状態を診断します。修繕範囲と仕様の検討を行い工事予算に応じて内容を検討できるよう、工事内容も仕様もフルスペックの A 案と経済性を重視したB案、2 案の工事予算書をご提案します。

2次

工事業者選定支援業務

大規模修繕工事の規模や難易度に対し適切な施工業者を選定するための条件を定めた工事仕様書などの設計図書を作成します。見積り合せの公募を行い、施工業者の提出した見積金額、施工体制等の書類を専門家の目で評価し、工事業者選定を技術的に支援します。

3次

工事監理業務

工事監理は施工者内定後から始まります。工事請負契約内容や施工計画書、工事説明会資料の確認を行い、管理組合様と施工者の調整役としてスムーズに着工できるようサポートします。工事が始まったら設計者として工事巡回を行い、定められた仕様のとおりに工事が行われているか管理組合様に代わり厳しくチェックします。

長期修繕計画の見直し業務

長期修繕計画は、建物等の劣化の状況・単価及び税率の変動等不確定な事項を含んでいることから、5~7年程度を目安に見直すことが必要とされています。大規模修繕工事コンサルタント業務において蓄積した経験とコスト感覚で、適切な計画の策定・見直しを行います。

日常修繕 ( 年間契約 )・その他建物関連コンサルタント業務

大規模修繕工事以外の場面でも、日常的に起こる建物の不具合に対して『かかりつけ医』のような立場で調査・診断、修繕方法の立案等を行っています。

建物は建築してから数十年スパンで運用していく事業です。会社には中長期の経営計画があり、マンションには長期修繕計画がありますが、長い期間運用していく事業にも関わらずそうした中長期的な視点で計画を立て運用されている建物はどのくらいあるでしょうか。建物の終わり(解体)まで見据えた収支計画を立て、建物の安全性を保ち、法に適うように運営していくことは所有者の責務といえるでしょう。

建物を使い続けるために必要な費用(ランニングコスト)には、日常的な支出である水道光熱費、消耗品費、運営管理費、税金、保険などのほかにも、居住性や賃貸稼働率を上げるための内装リニューアル費用や設備の更新費用、建物の寿命に関わる屋上防水や外壁、シーリングなどの修繕工事費用などがあります。これらの中でも屋上防水や外壁、シーリングなどの修繕工事は足場が必要な場合が多いため建物利用者への負担があり、工事費もそれなりにかかることから先送りになっているケースも少なくないでしょう。しかし、建物の寿命に関わるこれらの修繕工事は、末期症状になってからでは余計に工事費用がかかる場合もあるため、計画的な修繕による予防保全が結果的には生涯ランニングコストを低減することにも繋がります。

ジャトルは建築分野のコンサルタントとして、建物の簡易調査診断を行い外装主体(防水、外壁、シーリング、外構)の長期修繕計画を策定し、生涯ランニングコストの見える化をサポートします。

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